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自分さえ良ければいい人

近頃、「自分さえよければいい」という人がますます増えているような気がしているのですが…

そういった考えで行動することは、きっと自分にも良い影響がないはずです。

今回は、「自分さえよければ」な人々の気持ちや、末路などについて考えてみましょう。

目次

「自分さえよければいい人」とは?

今でもときどき思い出すのですが…

私が妊娠中、大きなお腹で電車に乗ったとき、優先席に座っている若い女性が「ゆずらないわよっ!」というすごい目つきで睨んできたのです。

私は、席を代わってもらおうなんて全く考えていなかったので、「あ!優先席に近づくと、譲ってくださいってアピールしてるように思われちゃうのね!」と気づいて、普通席の前に立つことにしました。

すると今度は私の前に座っていた男性が急に寝たふり(?)をはじめました。

やっぱり妊婦がくると「譲って!」って言っているように思われちゃうのね…と私の方が気をつかわなければいけない雰囲気に。

でも、座りたいとは思っていなかったので普通に立っていたら、意外にも隣にいたちょっと怖そうなお兄さんが「ゆずってあげてください!!!」と言ってくれたのです!

そうしたら、前に座っていた男性が席を立って下さったので、そこは「申し訳ございません…。」とありがたく座らせていただくことにしました

その怖そうなお兄さんにも「お気遣いありがとうございます。」とお礼を言ったら、「自分さえよければっていうヤツ、嫌なんっすよ。」との返事。

その言葉のインパクトが強かったので、以降、私もいろんな場面で大変そうな人に譲ったり、気を使うことを積極的にするようになりました。

…あれから何年も経ちましたが、外に出ると相変わらず思いやりのない人に傷つくことは多々あります。

自分本位な人もよく見かけますが、彼らはどうしてそんな考えになってしまうのでしょう?

「自分さえよければ」の人の心理とは?

「自分さえよければ」と考えてしまう人には、いくつかの心理的な背景が考えられます。

  • 余裕がない … 心に余裕がないと、他人へに気配りが薄れてしまうこともあるのです。
  • 防衛本能 … 他人のために動くと損をするのでは?という不安が、親切をためらわせることがあります。
  • 過去の経験 … 親切にした結果、逆に嫌な思いをした経験があると、次からは距離を置きたくなるものです。
  • 単純にラクしたい … とくに深い理由はなく「面倒だから」「自分が快適ならそれでいい」と思って行動している場合もあります。

自分さえよければの例

「自分さえよければ」という気持ちが生まれる場面は、意外と多くあります。たとえば、日常生活の中のこんなシーンを思い浮かべてみてください。

  • スーパーでの割り込み … 混雑しているレジの列で、並んでいた人の中に急に横入り。自分の時間を節約したい気持ちが強くて、他の人のことを考えずに行動してしまう。まじめに順番を待っている人たちが不快に感じても仕方ありません。
  • 公共の場での無神経な行動 … 映画館やカフェで、電話をかけたり、大声で話したりして周りの人の静かな時間を乱す行動。自分が快適であれば、他の人のことなどどうでもいいのでしょう。
  • 車でのマナー違反 … 混雑している道で無理矢理割り込んだり、他の車の邪魔になる場所に駐車したり。自分の都合だけを優先してしまう行為は、周りに迷惑をかけることになってしまいます。  etc.

「自分さえよければ」の人が行き着く末路

「自分さえよければ」を続けると、次のようなリスクが高まります。

  • 信頼を失う … 気づかぬうちに「冷たい人」と思われ、周囲の人が距離を置くようになることも。自分の利益だけを考えて行動していると、周囲の人からの信頼も薄れていくものです。
  • 孤立する … 困っているときに助けてもらえなくなり、孤立するリスクが高まります。
  • 悪い印象が固定化する … 一度「自己中心的な人」というイメージが定着すると、その後の関係性の回復が難しくなります。

他人を思いやることの重要性

思いやりとは?

「自分さえよければいい」という人は、結局のところ、思いやりに欠けているのです。…では、思いやりとは何なのでしょうか?

思いやりとは、相手を尊重し、心地よく過ごせるように気を配ることです。

とてもシンプルですが、実践するのは意外と難しいこともあります。

それでも、思いやりをもって行動することは、どんなに小さなことでも、相手との信頼関係を築くきっかけにもなるのです。

for example

  • 電車での席の譲り合い … 席が空いていないとき、高齢者や体調が悪そうな人に、自分の席を譲ることで、相手はとてもたすかるはずです。ちょっとした気遣いが、お互いにとって心地よい空間を生み出します。
  • 職場でのサポート … 同僚が忙しいときに、手を差し伸べることも思いやりの一つです。「お手伝いしましょうか?」と声をかけることで、チームの関係がよりよくなるはずです。
  • 道で困っている人を見かけたとき … 道に迷っている人を見かけたら、立ち止まって少しでも助けてあげること。忙しい日々の中でも他人を気遣うことは、その人にとって大きな助けになります。

思いやりを持つことのメリット

思いやりは瞬間的な行動だけでなく、長期的な効果をもたらします。

信頼の積み重ね

他人のために行動すると、周りの人から信頼されるようになります。その信頼は、自分が困ったときに返ってきます!

幸せな社会の形成

小さな思いやりの積み重ねが、周りをより温かい空間に変えていきます。自分が優しさを持って接することで、その行動が周りにも伝播し、思いやりが広がるのです。

自己成長

他人を思いやることで、自己中心的な考えから解放され、他者とのつながりが深まります。そういった行動が当たり前になるということは、人として成長している証拠です。

思いやりでつながること

「自分さえよければ」の行動は一見ラクに感じるかもしれませんが、最終的には孤立し、他人とのつながりを失う原因にもなります。

一方、「思いやり」を持って行動することは、信頼を築き、心豊かな生活を送ることができます。

自分ができる範囲の小さな「思いやり」の行動を続けていけば、周囲にも自分自身にも優しい世界が広がっていくことでしょう。

だからこそ、私たちは日々の生活の中の「ちょっとした気配り」を大切にしていきたいものですね

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