日頃のおつき合いの中で、「この人、相手によって態度が違う」と感じることってありませんか?
私自身も、そんなタイプの人と関わったことが何度もあります。
今回は、「人によって態度を変える人」の特徴や、その先に待つ結末について考えてみましょう!
私が出会った「人によって態度を変える人」
とくに印象が強かった「人によって態度を変える人」の話です。
ママ友に感じた違和感
ママ友として出会ったある女性。
背が高く華やかで、第一印象は「綺麗でフレンドリーな人」です。
私には何かと親切にしてくれて、頻繁に声をかけてきました。
でも、話しているうちに少し違和感を覚えたのです。
彼女は「私、レースクイーンだったんだー
」などと、だんだん過去の華やかなエピソードを自慢げに話してくるようになりました。そして、他のママたちのことを悪く言ったり、見下したりもするようになりました。
その頃から私も、彼女が周りの人によって全く違う顔を見せていることに気づきはじめました。
周りに合わせて変わる彼女の言動
とにかく、彼女の周りに対する態度の変わりようには驚きました。
私にはいつもフレンドリーで親切なのに、真面目な雰囲気のママ友たちには「独身時代は社長秘書をしてました!」と偽って大きく見せたり…
レースクイーンだったはずなのに…???
おとなしいママたちには冷たく接して、時には無視したり馬鹿にするような態度を取ったり。
それだけでなく、パパ友の前では急にかわいらしい仕草や言葉遣いになり、まるで別人のように振る舞ったりするのです。
人によって対応がコロコロ変わる姿に引いてしまった私は、次第に彼女と距離を置くように・・・。
知ってしまった彼女の過去
ある日、彼女の過去を知る人に偶然出会ってしまったのですが・・・
彼女は以前の学校でも同じように人によって態度を変えたり、周りの人を見下すような言動をしていたそうです。
そして最終的には、その性格が周囲にバレて孤立してしまったとのこと。
私が見ていた彼女の姿とその話が重なって、納得できる部分はたくさんありました。
その後も同じような振る舞いを続けた彼女、やっぱり周囲から嫌われてしまったのでした・・・。
いくら私に良くしてくれても、他の人に嫌な態度を取る姿を見ていたら、私だって好感を持てるはずがありません。
「人によって態度を変える人」の特徴と末路
「人によって態度を変える人」の行動には一貫性がなく、接する相手や状況によって態度を変えることで周囲に違和感を与えます。 その特徴と結末をまとめてみることにしましょう!
特徴について
- 1.相手によって態度が極端に異なる
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- 自分より「上」と感じた人にはへりくだり、親切で丁寧な態度を取るが、自分より「下」と見なした人には冷たく、無視や見下す態度を取る。
- 特定の人には明るく話しかけるが、他の人には興味を示さない、話を遮るなど態度が露骨に変わる。
- 2.自己中心的で計算高い
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- 相手の立場や利益を基準にして行動する傾向がある。 「この人と仲良くしておけば得をする」「この人には良い顔をしておこう」というしたたかさを感じられることも多い。
- 3.八方美人または二面性がある
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- 多くの人に良い印象を与えようと努力する一方で、その裏では陰口や悪口を言うなどの二面性が見られる。
- 目の前の人には親切に振る舞っても、いないところではその人の悪口を言うことが多い。
- 4.表面的な付き合いが多い
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- 深い人間関係を築くのが苦手で、浅い付き合いが中心になる。人に合わせて態度を変えるため、長く付き合ううちに信頼を失いやすい。
- 5.自分の立場や状況を美化する傾向がある
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- 自慢話が多く、自分を良く見せるために話を盛ることがある。その内容が相手によって変わることも珍しくない。
- 6.ターゲットを選ぶ
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- 自分より弱そう、または大人しそうな人を軽んじたり、いじわるをする一方で、魅力的な異性や権威のある人には媚びることが多い。
末路について
「人によって態度を変える人」は短期的にはうまくこともありますが、長期的に見ると信頼を失ってしまうこ可能性が高いでしょう。 その行く末とは・・・?!
- 1.周囲に本性を見抜かれる!
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- 初対面では好印象を与えることができても、付き合いが長くなるほどに本性が露呈していきます。
- 人によって態度を変える姿勢が周囲に知れ渡ると、「信頼できない人」というレッテルを貼られることになります。
- 2.孤立する!
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- 一度信頼を失うと、周囲の人から距離を置かれ、最終的には孤立することが多いでしょう。
- 職場やママ友グループ、友人関係の中で「あの人は表と裏がある」「信用できない」という評判が広がると、誰も本心で接してくれなくなります。
- 3.損得勘定が通用しなくなる!
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- 最初は損得勘定で行動しても、その計算が周囲にバレると、相手にされなくなります。相手にどれだけ媚びても、きっと冷たくされてしまうことでしょう。
- 4.トラブルを引き起こす!
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- 二面性のある態度や、悪口・陰口が原因でトラブルに発展することがあります。
- 「あの人がこんな悪口を言っていた」などと第三者を通じて広まり、周囲と険悪な関係になるケースも。
- 5.信用を失い、再起が難しい!
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- 一度失った信用は取り戻すのが非常に難しいものです。人間関係での信頼が重視される社会では、態度を変える人に対する評価は長く尾を引きます。
- 6.自分自身も疲弊する!
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- 人によって態度を変える行動は、自分自身も精神的に疲れるものです。常に他人に合わせて振る舞い、自分を偽る生活に疲れてしまうことも。
最終的には自分が損する?
「人によって態度を変える人」は一時的にはうまくやっていけるように見えても、長い目で見ると信頼を失い、人間関係が崩れてしまうことが多いのです。
たしかに、どんな人にも平等に接することは、決して簡単なことではありません。
それでも、人との信頼関係を大切にしたいのなら、できるだけ表裏のない姿勢を心がけたいものです。
「人によって態度を変える」ということは、結局、自身の価値を落としてしまうのですから!
損でしかないのです!