
進学、就職、転職、結婚、引っ越し、買い物、人間関係…。
「どちらを選ぶべき?」「この決断で間違っていない?」と、私たちは日々迷いながら生きています。
でも、そんな迷いの中で大切なことは、「後悔しない決断をすること」。
今回は、迷った時の決め方 や 後悔しない選択をするための考え方 について考えてみましょう
人生は選択の連続で作られる

「何を食べるか」「どの服を着るか」といった日常のことから、「どの仕事に就くか」「どこに住むか」といった人生を左右することまで、私たちは常に選択をしています。
そして、その選択が積み重なって、今の自分が作られているのです。
私はどちらかというと、慎重に物事を選ぶタイプ。
何かを決めるときや前に進むとき、自分が将棋を一手一手打っているような気持ちになることもあります。
でも、こうなった理由は、過去の離婚経験にあるのかもしれません…。
長年信用して結婚した相手に思わぬ落とし穴があり、思い描いていた人生とはまるで違う方向に進むことになったからです。
とはいえ、振り返ってみれば、元夫との「結婚」「離婚」という選択をしたからこそ、今の幸せがある!
そう思っているのは確かです。
結婚したことで子供に出会え、離婚したことで今を幸せに暮らしている。
そう考えると、結婚も離婚も、私にとってはどちらも良い選択だったのです。
選択に迷ったときの5つの考え方
迷ったときは、次の5つのポイントを意識してみましょう。

1. 未来の自分に問いかけてみる
今この瞬間の感情や状況だけで判断すると、視野が狭くなりがちです。
そんな時は、5年後や10年後の自分になったつもりで考えてみましょう。
- この選択をした私は、5年後に笑っている?
- 10年後もずっと後悔していない?
という視点から長いスパンで考えると、本当に大切なことが見えてくることがあります。
2.「ワクワクする方」を選ぶ
理性よりも直感のほうが、正確な判断を導いてくれることもあります。
- 「怖いけど、ちょっとワクワクする」
- 「不安はあるけど、やってみたい気持ちがある」
そんなふうに思った時は、少し勇気を出して“ワクワクする方”を選んでみてください。
感情は、あなたの本心を映す鏡!
頭で考えすぎるより、心が動く方に進むほうが、納得感のある選択ができることが多いのです。
3.「最悪のケース」を考えておく
「どちらが正解???」と考えすぎて動けなくなってしまったときは、あえて「もし失敗したらどうなる?」という“最悪のシナリオ”を考えてみましょう!
そのうえで…
- それでも立ち直れる?
- リカバリーできそう?
- 誰かに助けてもらえる?
といった点がクリアできそうなら、その選択肢はきっと「リスクはあるけれど、チャレンジしても大丈夫」ということ!
リスクを冷静に見積もることで、迷いにくくなり、一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。
4.決めないという選択肢を持つ
「今すぐ決めなければ」と思い込んでいませんか?
でもじつは、「保留にする」や「一旦見送る」も立派な選択肢です。
感情が揺れていたり、疲れていたり、心に余裕がないときは、判断を間違いやすくなります。
そんな時は…
- 一晩寝てから考える
- 信頼できる人に相談する
- 少し距離を置いてみる
と、「一度止まってみる」ことで、冷静な目線を取り戻せることもあります。
5.リベンジできることも忘れない!
選択は一度きりではなく、修正したり、また選び直すことができます!
「もし、選択に失敗しても、次の選択で挽回する!」と大きく考えてみましょう。
大切なのは、選んだ道を自分で正解に変えていくことです。
後悔しないための選択のコツ

❶ 情報を集める
情報不足のまま決めると、後悔する可能性があります。 「え!そんな話聞いてない!」は一番の後悔ポイント。 しっかりリサーチしたうえで選んだほうが、ずっと納得感が生まれやすいでしょう。
❷ 自分の直感を信じる
情報を集めたうえで、最後は「なんとなくこっちが良さそう!」という直感も大切にしましょう。 経験や知識が無意識に導き出した答えは、意外と正しいことが多いものです。
❸ 自分で選んだ道を正解にする
「選んだ道が正しかった」と思えるように、自分なりの努力を続けることは重要です。正解か不正解かを決めるのも自分ですから! 人が何と言おうと自分が「選んで正解だった!」と思えればそれでいいのです。
迷わない人なんていない

どんなに自信がありそうな人でも、じつはみんな迷いながら生きています。
人生は選択の連続。
でも、どの選択も「これが絶対の正解」とは言い切れません。
失敗したって、それが最終的にはベストな選択だったりすることもあります。
長い目で見ないと結果はわからないものです。
私たちにできるのは、迷ったときに冷静に考え、選んだ道を自信を持って進むこと!
自分らしい人生を歩むために、一日一日の選択を大切にしていきましょう