アラカンになった私は、子どもの頃のように「これ楽しい!」とか「なんだか幸せ!」と思う瞬間が少なくなっている気がしています。
人は大人になると、忙しさや慣れきった日常生活の中で、いろいろなことをスルーしてしまう癖がついてしまうのかもしれません。
でも…もし、また毎日の中に「小さな幸せ」を見つけられるようになれたら、きっと人生はもっとキラキラ輝き出すはず!
今回は、「小さな幸せを感じられる人」になるために私たちができることを考えてみましょう!
小さな幸せを見つけるコツ
五感を意識してみる
毎日の暮らしの中に当たり前にあるものも、意識してみると「なんだかいいな
」と感じられることはたくさんあります。・朝の光、庭に咲く花の色、夕焼けの美しさをじっくり見てみる。
・コーヒーやハーブティーの香り、外から漂う季節の匂いを深呼吸して味わってみる。
・肌に触れる風や温かい毛布の感触をじっくり感じてみる。
・一口ごとに味を意識して食事をしてみる。
大人になると、無意識に物事をスルーすることが増えてしまうので、日々、意識的にアンテナを張って過ごすよう心がけてみましょう。
ちなみに私は、意識して食事をしてみたら、久々に「しらすの中のちっちゃいタコ」をみつけてキュンとしてしまいました
子供の頃なんて、そんなこともかなりの大発見だったと思います。
それも小さな幸せ!
感謝を「声」に出して伝える
誰かに優しくされたとき、お店で素敵な対応をしてもらったとき、心の中だけじゃなく言葉に出して「ありがとう」と伝えてみましょう。
・店員さんが丁寧に対応してくれたとき、「ありがとう」を添えて笑顔で返す。
・家族が何気なくしてくれたことに気づいたら、素直に感謝を伝える。
言葉でしっかり感謝を伝えることは、言われた相手はもちろん、自分も幸せを感じるものです。
「お礼を言う」って、じつは自分のための行動だったりします。
エレベーターでボタン押して開けておいて下さった方に、ちゃんと「ありがとう」を言えていますか?
車をわざわざ止めて、先に行かせて下さった方に、会釈しながら「ありがとう」を言えていますか?
当たり前のようにしていることも、感謝の言葉をかけることで、お互いに良いことをしていたと気づいたりします。
きっと「ありがとう」の数だけ小さな幸せは増えているはずです
新しいこと」に挑戦する
人生には、何歳になっても新しい発見が待っています。
・近くのカフェで、普段頼まないメニューを試してみる。
・今まで歩いたことがない道を散歩してみる。
・気軽にできる小さな趣味をはじめてみる。
新しい体験をすると、子どものような「ドキドキ」が戻ってきます。
それは、きっと小さな幸せの種になるはずです!
好奇心は幸せのエネルギー
幸せをメモしてみる
夜寝る前に、その日にあった小さな幸せを3つだけ書き留めてみることもおすすめです。
・昔の友人から久しぶりにメッセージが届いた。
・今日はじめて食べたスイーツが美味しかった。
・道ですれ違った犬がモフモフで可愛かった。
どんな些細なことでもOK!
書いてみることで、「今日、こんなに幸せなことあったんだ!」と気づけます。
続けているうちに、だんだん「幸せを見つける目」が育っていくのです
小さな幸せがもたらす心の変化
「小さな幸せ」に気づけるようになると、暮らしにこんな変化が訪れます。
● 気持ちが明るくなる
ストレスや悩みが和らぎ、穏やかな気持ちで過ごせます。
● 人とのつながりが深まる
感謝や気づきが、周囲の人との交流をより深いものにします。
● 日常が輝き始める
どんな日も「特別な日」だと感じられるようになります。
今日から始める、小さな幸せ探し
「小さな幸せ」を見つけるコツは、今この瞬間に目を向けること。
皆様は今日、どんな幸せを見つけましたか?
静かな時間に飲む一杯の紅茶かもしれません。
街中で偶然懐かしい曲が流れていたことかもしれません。
その一瞬を大切にすることで、きっと少しずつ日常は輝きはじめるのです。
皆様の心が毎日ちょっとずつ輝きますように