なぜか「いくつに見える?」と訊かれる場面って、ずっとありますよね?
年齢の話が出た時、ついその質問を投げかけてしまう人は少なくありません。
長い間、「この質問めんどくさい!」と言われ続けてきたのに、いまだにこのやりとりは繰り返されている…。
そろそろ、この「いくつに見える?」問題にも終止符を打ちたいところです!
「いくつに見える?」問題
心理はバレています!
まず、「いくつに見える?」の裏には、ほとんどの場合「少しでも若く見られたい」という心理が隠れています。
これは、きっと誰もが把握していることですね!
もう、質問をする側と答える側の駆け引きです!
答える側が少しでも年齢を上にハズしてしまうと「若く見られなかった…」と相手を不機嫌にさせたり、逆に「若すぎる答え」を言ったところでお世辞でしかない。
この無意味なやりとりに、多くの人が気疲れしているのです。
「いくつに見える?」が不快な理由
1. 相手にプレッシャーを与える
期待に応えて「若く見える」と返すべきかと悩みますし、答えを間違えて不機嫌になられるのではという心配もします。もう、どこに地雷があるかわからないクイズのようなプレッシャー!
2. “お世辞の強要”と感じさせる
ぜったいに「若く見える」と言わなければ許されない空気に・・・。イヤでも相手を褒めなければならない状況に追い詰められるのですから、これはまさに”お世辞の強要”!
3.年齢への執着を感じさせる
この質問をする人の「若く見られたい」という願望が表面化して、年齢への強いこだわりが伝わります。年齢を気にしない人にとってはその執着がこわい!
4.本来の会話の流れを止める
「いくつに見える?」が、会話の流れを止め、年齢の話題に焦点を当てられてしまうので、すっかり”空気が読めない人”という印象に!
「いくつに見える?」への返し方
無難な返し方
波風を立てたくない場合には、無難な返し方も一つの選択肢です。適度に相手を持ち上げながら、角の立たない返事を選びましょう!
- 思った年齢より思い切って10歳ほど若く答えて喜ばせる。
- とにかく「年齢不詳でむずかしいですね~。」と言って答えず、正解を聞いたら「えー!もっとお若いかと思った!」と驚く。
空気を変える返し方
とにかく ふざけておいて、答えに困る状況から脱出しましょう! 調子よく、軽い会話にシフトして、相手の期待をうまいことかわすのです!
- 「う~ん・・・○○ちゃんは、5歳だったかな~?!」とかけ離れすぎる年齢を言って、ふざけ倒す。
- 「え?永遠の18歳じゃないんですか~?」と笑えるくらいの真顔で返す。
意外とむずかしい・・・!
「いくつに見える?」は だれも得しません!
これまでにも、いろいろな場面で「いくつに見える?」というやりとりがあるたびに、少し疲れを感じた方も多いことでしょう。
もう、年齢にこだわることよりも、その人自身の生き方や考え方が大事なのではないでしょうか?
自分の年齢を堂々と受け入れ、その経験や知恵を活かしていくほうが魅力的です。
もう、「いくつに見える?」は、誰も得をしないと思いませんか?