
もしかしたら、「ママ友・いらない」と検索して、ここにたどり着いた方もいるかもしれません。
ママ友付き合いに疲れた、正直つらい、できることなら距離を置きたい。
そんな気持ちを抱えながら、毎日をやり過ごしている人は少なくないはずです。
私は今、アラカン世代です。
子どもはすでに成長し、学校を通してママ友と付き合う必要はなくなりました。
そして、今だからこそ、はっきり分かることがあります。
ママ友問題は、いつの間にか人生から消えました。
今回は、「ママ友いらない最強説」は本当だったのか。
ママ友はなぜ「友達」とは違ったのか。
アラカンになって見えてきた現実を、振り返りながら綴らせていただきます。
アラカンになると、ママ友付き合いは自然に終わる

子どもが小さい頃は、学校行事、保護者同士の集まり、LINEグループなど、ママ友との付き合いが日常の一部になっていました。
ところが、子どもが成長するとどうでしょう。
- 学校行事に行く機会はなくなる!
- 保護者同士で集まる必要がなくなる!
- 情報交換もしなくなる!
気づけば、連絡を取らなくても、まったく困らない関係 になっています。
誰かと揉めたわけでも、関係が悪化したわけでもありません。
ただ、付き合う理由がなくなった。
それだけです。
ママ友は「友達」ではないと気づく理由
たしかに、ママ友関係を「友達付き合い」だと思っていた時期もありましたが、今振り返ると、やはりママ友は本当の意味での「友達」とは違います。そう気づいた理由を挙げてみましょう。

共通点は「子ども」だけだった
ママ友との共通点は、同じ学校、同じ学年、同じ地域というだけ。価値観や人生観が合うかどうかは、ほとんど関係がありません。
本音を出せない関係だった
- 何を話しても気を遣う
- 自慢に聞こえないか考える
- 誰かの噂話に巻き込まれる
常に緊張感があり、会ったあとに疲れが残る関係は、今までの友人たちと少し違っていました。
やめたくても、やめづらかった
「子どもに影響が出たらどうしよう」そう思って、無理をしてでも付き合ってしまう人も多かったはず。これは「友達」というより、やはり 役割としての人間関係 だったということかもしれません。
実際、ママ友付き合いはつらかった!

正直に言うと、私もママ友付き合いがつらいと感じていた時期があります。
意地悪な言い方をする人、
人の家庭のことを噂話にする人、
誰かの話題で盛り上がる空気…
割り切ろうとしても、家に帰るとどっと疲れて、「今日も無駄なエネルギーを遣ってしまったかも…」と感じることが増えていったのです。
上手に距離をとると、生活が変わる!

そして、ある時から、無理に輪の中心に入るのをやめたのです。
- 誘いはできるだけ引き受けない!
- 深い話には踏み込まない!
- 噂話には加わらない!
と、ほんの少し距離をとるだけで、驚くほど気持ちがラクになりました。
自分のペースを守れるようになり、無駄な時間や気疲れが、自然と減っていったのです。
距離をとるのは、大正解!
距離をとったからといって、人間関係が壊れたわけでも、子どもに悪影響が出たわけでもありません。
ただ、無理をしない位置に自分を置いただけ。
それだけで、日常がずっと平穏になりました。
本当の友だちは、役割が終わっても残る
アラカンになった今も自然につながっている人たちは、子ども抜きでも話ができる人たちです。

- お互いのペースで付き合える
- 弱音や愚痴も言える
- 沈黙が気にならない
こうした関係は、人生のフェーズが変わっても残ります。
出会いが「ママ友関係」だったとしても、子どもという共通点がなくなっても続く関係は、きっと最初から「本当の友だち」だったということです。
今、ママ友付き合いに悩んでいる人へ

もし今、ママ友関係がつらいと感じていらっしゃる方に伝えたいこと。
その悩みは、永遠には続きません。
今だけ。
この学年だけ。
この学校にいる間だけ。
人生全体から見れば、ママ友問題はほんの一時期の出来事です。
無理にうまくやろうとしなくて大丈夫!
距離をとることも、逃げでも失敗でもありませんから。
まとめ|アラカンになって分かった「ママ友いらない最強説」

ママ友が必要な時期も、確かにありました。
救われた瞬間もありました。
でも、「友達」とは違う、付き合い方の難しさもあったはずです。
そして、アラカンになった今、ママ友問題は「解決した」のではなく、「過ぎ去ったもの」になっています。
今つらい思いをしている方にも、ちゃんと終わりは来ます。
その先には、本当に大切な人だけが残る時間が待っているはず。
もう少しの間です!
アラカンになった私からもエールを送らせていただきます
