家に来た友人がなかなか帰らない、お茶会などの集まりがなかなか解散にならない・・・そんな経験ありませんか？
じつは私の周りにも、その問題から「もう家に誰もよばないことにした」といっている人もいます。
きっと経験した人も多い、「なかなか帰らない」シチュエーション。
今回は、その心理を探ってみましょう！
なかなか帰らない人の心理とは？
なかなか帰らない理由とその背景
その人たちの事情を、対処法とともに考えてみましょう！
1. 楽しすぎて帰りたくない
その場が楽しくて、まだ話し足りないと感じている場合です。 とくに普段なかなか会えない相手や、気の合う人との時間は名残惜しくなるもの。 久しぶりに会った友人とのお茶会が楽しくて、つい長引いてしまうことはたしかにあります。
こういう時は、「また次、会おう！」と次の約束をすることで、気持ちよく帰ってもらいやすくなります。
2. 孤独を感じている
普段、家で一人の時間が長かったり、人との交流が少なかったりすると、誰かと一緒にいる時間を引き延ばしたくなることがあります。 寂しさを紛らわせるために、つい長居してしまうのです。
この場合「さみしいときはメールとかちょうだい」とその人が帰宅しても孤独にならないよう、安心感を与えるのがいいかもしれません。
3. 空気を読めていない
単純に「そろそろ終わりにしよう」という空気を感じ取れていない人もいます。 話に夢中になっていたり、自分の都合ばかり考えていたりすると、相手の気持ちを察することが難しくなるのです。
こういうタイプの人には、はっきり「今日はありがとう！そろそろ片付けるね！」と具体的な行動で示すのが効果的です。
4. 帰るのが面倒・帰りたくない理由がある
「帰ったら家事が待っている」「仕事のことを考えたくない」など、現実に戻るのが嫌で帰りたくない人もいます。 楽しい時間が続けば続くほど、現実逃避したくなってしまうのでしょう。
この場合、「明日もあるし、今日はゆっくり休んでね」と前向きな言葉で送り出すようにしましょう。
5. 帰り時を逃してしまった
「もう少しだけ…」と思っていたのに、タイミングを失ってしまったという場合も。 話が盛り上がりすぎて、誰も切り出せないといった状況もありがちです。
こういった場合、みんなが帰りやすい雰囲気を作ってあげることが大切です。 「〇〇時になったら行きましょうか」ときっかけを提案してあげると、お互い気を遣わずに済みます。
気まずくならない解散のコツ
楽しい時間を過ごした後、最後まで気持ちよく解散できるかどうかで、その日の印象が決まることもあります。 大人数での集まりなど、大切な会合を微妙な雰囲気のまま終わりたくないときには、スムーズな解散のコツを知っておくと便利です。
1. 「もう一軒行く？」の流れを上手にかわす
楽しいと「もう少し一緒にいたい！」という人も出てきます。 でも、全員がそう思っているとは限りません！ そんなときは、思い切って「今日は楽しかったから、また次の機会に！」と明るく言うと、場の空気を壊さずに解散できます。
2. 事前に「終わりの時間」を決めておく
長引くほど「そろそろ帰りたいけど言い出しにくい…」という空気が漂いがち。 最初の段階で「今日は◯時くらいに解散しよう」と軽く伝えておくと、自然とその流れになりやすいものです。 とくにランチやお茶の集まりでは「この後予定があるから◯時までね！」と一言添えておくとスムーズに。
3. 誰かが帰るタイミングに便乗する
「そろそろ失礼しようかな」と言い出す人がいたら、それに便乗するのも手！ 「じゃあ私もそろそろ」と続くことで、解散しやすい雰囲気になります。 とくに大人数のときは有効です。
4. 「また会いましょう！」の言葉で締める
なんとなく終わるより、「今日は楽しかった！またね！」と笑顔ではっきり伝えると、解散の空気がポジティブに。 次の約束が決まっていなくても、「またご一緒しましょう！」と言うだけで、いい余韻が残ります。
5. タクシー・電車のタイミングを利用する
夜の集まりなら、「ちょうどいい時間の電車がなくなっちゃうから」と伝えれば、引き止められることも少ないはずです。 タクシーやバスに乗る流れを作るのもいい方法。 「一緒に駅まで行きましょう」と誰かを誘ってみても、自然に解散しやすくなります。
6. 「お店の都合」で区切る
飲食店なら、「そろそろラストオーダーじゃない？」「そろそろ混んできたし」などと、お店の状況を利用するのも手です。 お会計の流れにもっていくのもいいかもしれません。
家に来た友人がなかなか帰らない時の対処法
家に招いた友人がなかなか帰らない場合、 外での集まりとはまた違ったアプローチが必要になります。 あらかじめ、「そうなった時はこうしよう」と考えておけば、招く側も気がラクなはずです。
1. 片付けを始めてしまう
「そろそろ片付けようかな」と言いながら食器を下げたり、軽い掃除を始めると、自然と帰るきっかけになります。
2. 明日の予定を伝える
「明日朝早いから、あまり遅くなれないの」と伝えると、相手も気を遣って帰りやすくなります。
3. 玄関に移動する
「もう少ししたら、外まで送るわね！」と言って立ち上がって、上着などの帰り支度を手伝いはじめると、解散の流れが作れます。 ちょっとした手土産などがあれば、「これをお家に」と渡しながら玄関に誘導してしまうのもいいかもしれません。
4. あらかじめ時間を決めておく
招いたときに「今日は◯時くらいまでね！」と事前にさらっと伝えておくと、「もう〇時になるから」とスムーズに解散できます。
5. 誰かと打ち合わせしておく
招く友人の中でとくに親しい人がいれば、「〇時になったら解散になるように協力してもらえる？」と打ち合わせをしておくのもいい方法です。
6. 「また、集まりましょう！」と前向きに伝える
「今日は楽しかった！また今度ゆっくり会いましょう！」とポジティブに締めると、相手も名残惜しさを感じにくくなります。
とはいえ、長居してしまうのは、その場が居心地がいい証拠ともいえます。 「早く帰りたい！」と思われるよりずっといいかもしれません
楽しい会合にするために
家に招いた友人や、お食事会などの集まりで「帰らない人」に困った経験がある方は多いはず。
相手を理解し、気持ちよく締めくくることができれば、きっとみんな楽しく集まれます。
ほどよい距離感を保ちながら、より素敵な時間を共有できる関係を築いていきましょう
