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考えていた時に連絡がくる現象!

先日、ふと海外移住した友人のことを思い出し、「元気?」とメッセージを送ったのですが、すぐに「じつは昨日、帰国したの!東京に着いてあなたのことを考えてた! テレパシーかも?」という返信が。

友達や家族のことを思い出していたら、その瞬間に連絡が来る・・・まるで心が通じているかのような、よくあるけれど不思議な現象。

この現象、心理学者 カール・ユング が提唱した「シンクロニシティ(Synchronicity)」という概念で説明されることがあります。

シンクロニシティとは、偶然のように思えるできごとが、じつは深い意味をもつ「意味のある偶然」として現れる現象のこと。

今回は、そんなシンクロニシティについて、ユングの理論を交えながら、ご紹介させていただきます!

目次

シンクロニシティの不思議

シンクロニシティってなに?

シンクロニシティは、単なる偶然ではなく、「心と現実がリンクしているかのような不思議な一致」のことを指します。

たとえば、「誰かのことを考えたらその人から連絡が来る」「答えがほしいときに、ふと読んだ本の中にヒントがあった」など、日常の中で偶然が重なる瞬間です。

カール・ユング はこのシンクロニシティを「因果関係がなくても、心理的に意味があるできごとの一致」として捉えました。

つまり、シンクロニシティとは現実のできごと と 自分の内面(感情や無意識)が、時間や場所を超えてシンクロする瞬間なのです。

シンクロニシティの具体例

1. 考えていた時に連絡が来る!

まさにこの現象!「最近○○さんと話してないな」と思っていたら、その人から突然LINEがきて「今、ちょうど考えてたの!」と驚くことありますね! これは典型的なシンクロニシティの例です。

2. 夢で見た友達とほんとうに再会!

夢の中でなつかしい友達と楽しく話していたら、翌日、偶然その友達にばったり会う。 「こんな広い世界で、しかも夢で見た翌日に会うなんて!」と思わず笑ってしまう不思議な体験です 。 夢と現実がリンクする瞬間・・・まさにシンクロニシティ!

3. 探し物が突然見つかる

失しものをずっと探しているのに見つからない・・・と諦めかけた時、テレビやラジオで「失くし物は見つかるときに見つかる」という言葉を耳にしたとします。 その直後、ふと目に入った場所で探していたものが発見される! こうしたタイミングの良さも、ただの偶然ではなく、シンクロニシティかもしれません。

4. 同じ数字を繰り返し目にする

たとえば、「11:11」や「3:33」など、時計やレシート、車のナンバープレートなどで同じ数字を繰り返し目にすることがあります。 「どうしてこんなに同じ数字を見るのかな?」と不思議に感じることがありますが、これをシンクロニシティのサインと感じる人も多いのです。

5.同時に同じことを言う!

会話中に、相手とまったく同じタイミングで同じ言葉を口にしたことはありませんか? 「何食べようか?」と話した直後、お互い同時に「パスタ!」と言ってしまう。 このような瞬間も、シンクロニシティのひとつです。

ハッピーアイスクリーム!

まだまだ、いろいろな例を挙げられそうですね!

皆様もきっとなにか思い当たることがあるのでは???

カール・ユングが語るシンクロニシティ

ユングのシンクロニシティの理論には、次のような重要なポイントがあります。

偶然とはちがうもの
普通の偶然は、ただ起こっただけでそれに特別な意味はないことがほとんど。でも、シンクロニシティでは、その偶然がその人にとって深い意味を持つように感じられます。

内的な世界と外的な世界のつながり
シンクロニシティは、私たちの内面的なできごと(感情や無意識)と、外的なできごと(現実のできごと)が同時に起こることで、偶然以上のつながりを感じるのです。

意識がシンクロニシティを引き寄せる
何かについて強く意識していると、それがシンクロニシティとして現れることがあります。悩んでいるときに、解決のヒントが出会った人や本の中で偶然見つかることがあるものその例です。

ユングは、シンクロニシティが私たちの人生にとって大切な「メッセージ」を含んでいることが多いと考えたのです。

ちょっとむずかしい! でも、興味深い!

シンクロニシティを楽しむ!

ユングは、人間の無意識や夢の研究で知られていますが、シンクロニシティは、彼の思想の中でもとくに重要なテーマのひとつです。

・・・でも正直、私のような凡人にはちゃんと理解できない!!!

ただ、理解はできなくても、この不思議なシンクロニシティという現象はだれにでも起こることなのだと、あらためて実感しました。

今まで「偶然かな?」と流してしまうことも多かったシンクロニシティですが、これから少し立ち止まってそのできごとを振り返ってみたら、新しい気づきや意味をみつけることができるかもしれません。

ユングは、シンクロニシティが私たちにとって重要なメッセージをもたらすことがあると考えていました。

これからは、思い浮かべていた人からの突然の連絡も、「あ!シンクロニシティ」と思って、その意味を楽しんでみるのもいいですね。

私たちの無意識が、現実のできごとを通じて何か大切なことを教えてくれているのかもしれません。

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