
子どもが成長し、手がかからなくなると、自然と「ママ友づきあい」も減っていきます。
そんな今、ふと感じたのは——やっぱり「賢い人は群れない」ということ。
今回は、私自身の経験も交えながら、「群れない」ことのメリットについて考えてみたいと思います
群れたがる人たち
私自身も、「孤高」とは言えないのですが、群れることについて考えさせられる機会はたくさんありました。
とくに、初めての子育て、不安だらけの時期には、ママ友との情報交換がありがたく、私も必要最低限の関係は築いていました。
でも、明らかに“群れ”の中にいるタイプのママ友グループとは、少し距離を置いてきたと思います。
なぜなら、彼女たちは一見楽しそうに見えても、裏ではトラブルの火種を抱えていることが多かったからです。
・ランチ会での席順トラブル
・グループLINEでの既読スルー問題
・誰かが欠席すると出る “陰口” etc.
こうした小さなことが重なると、思いがけないストレスになります!
その中にいるときは気づかなくても、離れてみると「なんであんなに気を遣っていたんだろう?」と感じることばかりです。

学校でも職場でも、どこにでもいる「群れたい人」
これはママ友社会に限った話ではありません。
学校のPTAでも、職場のランチ仲間でも、「群れないと落ち着かない人」は一定数います。
毎日のように群れて、誰かとつながっていないと不安になる人たちです。
でも本当に賢い人、魅力的な人って、そういう群れ方をしないような気がしませんか?
- 一人でも堂々としている
- 誰とでもフラットにつきあえる
- 噂話に乗らない
- 自分の考えをしっかり持っている
つまり、「依存」ではなく「自立」しているんです!

賢い人が群れない理由とそのメリット
賢い人が群れないのには、いくつかの理由があります。

❶ 自分の時間を大切にできる!
群れにいると、どうしても誰かに合わせる必要が出てきます。 スケジュール、話題、行動……。それが積み重なると、自分の時間やエネルギーがどんどん奪われていきます。
賢い人は、自分にとって何が大切かをよく理解しているので、無駄な集まりには参加せず、本当に必要な人間関係だけを大事にするのです。
❷ トラブルに巻き込まれにくい!
群れることで生まれる“仲間意識”は、一歩間違えると排他的になったり、噂話の温床になったりすることも。
賢い人は、そういった面倒な人間関係に巻き込まれることを避ける術を知っています。 適度な距離感を保ちながら、誰とでもフラットに接する姿勢が、結果的に人間関係のトラブルを回避することにつながっているのです。
❸ 自分の軸を保てる!
群れに依存すると、どうしても「みんなと同じ」が安心になってしまいます。 でも賢い人は、自分の考えや価値観を持っていて、それを簡単には手放しません。
一人でもブレない軸を持っているからこそ、信頼され、魅力的に映るのだと思います。
群れない=孤独ではない

「群れない」と聞くと、「孤独」「付き合いが悪い」といったイメージを持たれるかもしれません。
でも実際はまったく逆で、群れない人ほど、人との距離感がうまく、自分を大切にしているのです。
必要なときにはきちんと助け合える関係性を築きながら、ベタベタしすぎない。
こういう “ちょうどいい距離感” を保てる人が、本当の意味で人に信頼され、結果的に良好な人間関係を築いているのだと思います。
群れを抜けると、自分の時間が増える?

いわゆる “群れ” の中には入らなかった私でさえ、子どもが手を離れた今、ママ友づきあいからの解放感のようなものを感じています。
読書したり、ブログを書いたり、ソロ活もしたり…。
かつて、ママ友との予定に追われていた頃には想像できなかった充実した日々です。
気づけば今、私の周りには心地よいと感じる友人しかいません。
でも、それで困ることも、寂しいと感じることもないんです
賢い人は、必要なときにつながる

群れない人は、けっして「ひとりぼっち」ではありません。
むしろ、本当に大事な人とは深くつながっていて、不必要な群れからは離れているだけ。
自分の軸で生きているから、群れに流されることがないのです。
だからこそ、トラブルにも巻き込まれにくく、無駄なストレスも避けられる。
「付き合いが悪い」と言われることがあっても、それでかまわない。
自分をすり減らしてまで、みんなと一緒でいようとする必要なんてないのです
群れない生き方は、時代のスタンダード?

今の時代、価値観も生き方も本当に多様化しています。
だからこそ、「みんなと同じ」であることにこだわる必要はない。
むしろ、個人の考えやスタイルを大事にできる人のほうが、結果的に充実した人生を送っていると感じます。
群れない=自分を大切にすること。
それに気づけたのは、子どもが成長してママ友のしがらみから自由になれた今だからこそ。
今、人間関係に疲れていたり、「群れることに違和感がある」と感じている方!
ぜひ一歩引いて、自分だけの心地よい距離感を探してみて下さい!
きっと、もっと自由で、もっと幸せな毎日が待っているはずです