パラスポーツ界の新星として注目される小田凱人(おだ・ときと)選手。彼はテニスプレーヤーとして世界の舞台で輝かしい成果を上げるだけでなく、その発言にも魅力を感じられます。 今回は、心に残った小田選手の言葉をご紹介させていただきたいと思います。
小田凱人選手の心に響く言葉
メンタルが強いのではなく、使いこなすのが得意
先日行われた「パリ・パラリンピック」車いすテニス男子シングルスで、金メダルを獲得した感想も「ヤバイ!かっこよすぎる俺!」「今日勝ったことで確定したことがある。俺はここで優勝するために、金メダルを取るために生まれてきました!」だなんて、本当に素敵でした
でも、私が一番興味深く感じたのは「自分はメンタルが強いわけではなくて、メンタルをうまく使いこなすのが得意だ」という言葉。
メンタルをうまく使いこなすということ
スポーツ界では、よく「強いメンタル」が成功のカギだといわれます。
どの競技も技術や体力と同じくらい精神力は重要で、試合中のプレッシャーやミスによるストレスは、どんな選手にとっても大きな負担になります。
しかし、小田選手は「メンタルの強さ」よりも「メンタルをうまく使う」ことに重きを置いています。
ミスをしても「ま、いっか」と思えるそうです!
プレッシャーや不安を感じても、それを上手にコントロールできる人なのでしょうね。
感情を無理に抑え込むのではなく、素早く切りかえてしまうことが上手というか・・・。
まさに「下を向いている暇はあるのか?」(by.田中龍之介)のような考え方!
この柔軟で前向きな思考こそ、小田選手の強さの秘密ではないでしょうか?
日常にも活かせる小田選手の言葉
「メンタルを使いこなす」という考え方は、スポーツに限らず、私たちの普段の生活にも通じるものです。
誰でもストレスや不安に直面することがありますが、それをどう乗り越えるかが大切!
自分の感情を無視するのではなく、きちんと受け入れ、それを前向きな行動に変えることが、よりよい結果をもたらすのではないでしょうか?
「メンタルを強くする」というよりも、「メンタルを使いこなす」という視点は、私たちが直面する困難を乗り越えるためのヒントにもなります。
私たちも自分自身の心と向き合い、小田凱人選手のように日々前向きに過ごしていきましょう!