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“魔女の主人公”が多かった昭和時代

目次

昭和時代の魔女たち

アラカン世代が子供だった頃、主人公が魔女という設定のドラマやアニメが多く作られていましたが、当時、皆様もご覧になっていらしたでしょうか? 今回は、昭和時代に流行った魔女たちの物語を振り返ってみましょう。

海外ドラマの先駆け

奥様は魔女 (Bewitched) – 1964年~1972年

アメリカのコメディドラマ「奥様は魔女」は、魔女のサマンサが普通の主婦として生活しようと努力する姿を描いた作品です。鼻を動かして魔法を使う彼女の仕草は、日本でも大ヒットし、魔法でトラブルを解決するストーリーが人気を集めました。旦那様のダーリンや娘のタバサ、サマンサの母親エンドラなどのキャラクターもいい味を出していましたね!

魔法使いジニー (I Dream of Jeannie) – 1965年~1970年

魔法使いジニー」は、トニーと彼の願いを叶える魔法使いジニーとのラブコメ。ジニーの明るさとトニーとの微妙な恋愛模様が、当時の視聴者に支持されました。 ジニーのアラビア風の衣装が印象的!

日本の子供向け魔女ドラマ

好き! すき!! 魔女先生 – 1971年~1972年

好き! すき!! 魔女先生」は、遠い宇宙の彼方から突然やってきたヒロイン・月ひかるが小学校に赴任して児童たちと触れ合う学園ファンタジー。 魔女というより超能力が使える設定??? とにかく魔女先生がとても可愛らしくて、私も憧れていました。

5年3組魔法組 – 1976年~1977年

5年3組魔法組」は、魔女ベルバラに魔法の7つ道具の入ったMJバッグを預けられた5人組が中心になっているファンタジー特撮番組。魔女ベルバラが主人公とはいえないかもしれませんが、存在感のあるキャラクターでした!

東映魔女っ子シリーズ

魔法使いサリー – 1966年~1968年

日本初の魔法少女アニメである「魔法使いサリー」は、魔法の国のプリンセス・サリーちゃんが人間界で普通の女の子として生活する物語。魔法で友達を助けるサリーちゃんの優しさと元気な性格が、多くの女の子たちに愛されました。 人間界では弟の設定の家来・カブ、仲良しのよしこちゃんと三つ子の弟(トンキチ・チンペイ・カンタ)なども忘れられないキャラクターです!

ひみつのアッコちゃん – 1969年~1970年

ひみつのアッコちゃん」の主人公アッコちゃんは鏡を使って様々な姿に変身する能力を持つ魔法少女。友達や家族を助けながら、時にはいたずらもする明るく元気なアッコちゃんは、多くの子供たちに愛されました。当時、アッコちゃんの魔法のコンパクトを持っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

魔法のマコちゃん – 1970年~1971年

魔法のマコちゃん」は、アンデルセンの「人魚姫」がベースになっています。人魚姫であるマコちゃんが姿を変え、人間界で生活しながら人々を助けたり、成長していく姿が描かれています。魔法の力を使って、人々の心に寄り添いながら困難に立ち向かうマコちゃんは、当時の女の子たちに夢と感動を与えました。

さるとびエッちゃん – 1971年~1972年

忍者の末裔である女の子が忍術を駆使して活躍するという「さるとびエッちゃん」は、魔法少女シリーズに分類される異色の作品。忍術と魔法が交錯するユニークなストーリーです。

魔法使いチャッピー – 1972年~1973年

「魔法使いチャッピー」は、人間の世界にあこがれて、人間界に一家で引っ越してきたチャッピーたちが、様々な問題や事件を魔法で解決していくストーリー。動物に変身する魔法が得意な弟・ジュンや人間の言葉を話せるペットのレッサーパンダ・ドンちゃんの存在も印象的でした!

出典:東映アニメーション公式サイト

ミラクル少女リミットちゃん – 1973年~1974年

「ミラクル少女リミットちゃん」は、東映魔女っ子シリーズ第6弾として扱われているのですが、魔法少女というよりもサイボーグ少女の話。リミットちゃんは、正義感にあふれるキャラクターで、学園や身近に起こるトラブルを、ミラクルパワーと七つ道具で解決していきます。

魔女っ子メグちゃん – 1974年~1975年

魔女っ子メグちゃん」は、当時の魔法少女アニメの中では異色の作品で、自由奔放な魔女のメグちゃんが人間界で巻き起こす騒動が描かれています。メグちゃんはお転婆なキャラクターでしたし、他の魔法少女とはちょっと違う設定だったような・・・。人間界での家族との関係や友情、ライバル・ノンとの対立など、見どころもいっぱいでした。ラストシーンも独特で忘れられません!

花の子ルンルン – 1979年~1980年

「花の子ルンルン」は、花の精の血を引く「花の子」ルンルンが、幸せになれるという七色の花を探して(ヨーロッパを中心に)旅する物語。ペンダントの「花の鍵」の中の鏡に花を映すと、限られた時間だけなりたい衣装に変身できます。

魔法少女ララベル – 1980年~1981年

「魔法少女ララベル」は15年にわたって製作された東映魔女っ子シリーズの最終作。魔法の世界から人間界にやってきたララベルが様々な経験を積み、次第に人間たちと仲良くなっていくストーリーです。結末は魔女っ子シリーズが終わりを迎えるのにふさわしいといえるのでは?

アラカン世代が育んだ魔法の思い出

アラカン世代が成長し、これらの番組からも離れてしまっていた頃、魔法路線の作品はあまり作られなくなりました。

「昔と違い強くなった現代の女の子たちにとって、魔法があこがれの存在ではなくなった」という制作者サイドの判断があったそうです。(かなり納得!)

魔法で問題を解決する彼女たちに憧れたあの頃。

ぜひ、これらの作品をときどき楽しく懐かしく思い出してみて下さい

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