
最近、SNSなどネット上で目につくのが「痛いおばさん」というワード。
的外れなメイクや髪型、服装だけでなく、「キャラグッズ集め」「アイドル追っかけ」「オタク」 ・・・といった言葉まで、「おばさんがやると痛い」と書かれていたりします。
「なぜ、若い子と同じことをしただけで痛いって言われるの?」
「でも、同世代から見ても確かにちょっと痛い人っている!」
そんな複雑な気持ち、感じたことがある人も少なくないはず。
今回は、「痛いおばさん」と呼ばれないためのチェックポイントや、むしろ「素敵!」と思われる大人のおしゃれライフを楽しむ方法をまとめました。
痛いおばさんとは? 年上女性に対して感じる違和感

「痛い」という言葉には、「無理をしている」「年齢に合ってない」というニュアンスが含まれます。
たとえば…
- メイク:涙袋をつくったり、まつ毛を盛りすぎたり、ラメをきかせすぎたりする。
- 髪型:若い子の流行をそのまま真似する(過剰なウルフカット、インナーカラー、ポニーテールやツインテールは “もってのほか” ?)
- 服装:体型を無視したミニスカやピタピタ服
- SNS投稿:盛りすぎ加工、若者言葉を乱用
こいうった挑戦(?)は、若い世代から見ると「かなり無理をしている人」に映りますし、同世代からも「年相応ではない」と嫌悪感をもたれやすいはずです。
なぜ「痛い」と言われてしまうの?

- 若者との比較で気づかれる違和感
どうしても20代と並ぶと差は歴然。若作りが目立ってしまいます。 - 同世代からの視線
じつは同世代のほうが厳しい!「あの人、まだ若ぶってる…」と陰で言われてしまうことも。 - 「年齢不相応」に敏感な日本社会
海外では「年齢に縛られない」考え方が強いのですが、日本では「TPO」や「年相応」が重視されがち。
痛いおばさんチェックリスト
ちょっとドキッとする方もいらっしゃるかもしれませんが、自分を客観的に見るためのセルフチェックをしてみましょう。

メイク編
- ファンデーションが厚塗りで顔が白浮き
- ラメやカラーが派手すぎるアイメイク
- まつエクをしっかりめにしている
- 濃い口紅やグロスで唇を強調している
ヘアスタイル編
- 無理な若者のカット(極端な前髪ぱっつんなど)
- 白髪染めの色が浮いている
- ボリューム不足で老けて見えるのに放置
- ポニーテールやツインテールを日常使い(とくにツインテールは避けたい!)
ファッション編
- 体型を無視した若すぎる服
- 全身ブランドでガチガチに固める
- 学生のような大きめバックパック&スニーカーコーデ
SNS編
- 加工アプリで別人級の自撮り
- 若者言葉を無理に多用(今頃「テヘペロ」「ぴえん」などと言ってしまったり)
- 自慢やマウンティング感強めの投稿

「ちょっと当てはまったかも…」と思った方もいらっしゃるのでは?
でも、大丈夫です!
ここから軌道修正すれば、きっと「素敵おばさん」に変われます!
ちなみに、「痛いおばさん」と呼ばれる人の多くは、流行がとっくに過ぎ去っていることに気づかず、若者言葉やファッションを使い続けてしまいがちです。そのため本当に痛い人はこういったチェックリストにすら当てはまっていると気づけないこともあります。
痛いおばさんから抜け出すコツ

1. 若作りより「自分らしさ」を大切に
流行を追うのは楽しいけれど、全部取り入れる必要はありません。
ワンポイントに絞ったトレンドを加えるだけで、充分おしゃれに見えます。
2. 大人の品と余裕を演出
小物やアクセサリーはプチプラでも、質感の良いものを選ぶのがコツ。
バッグや靴だけでも良いものを持つと、一気に大人の余裕が出ます。
3. 趣味や推し活は堂々と
推し活を楽しんだり、キャラクターを集めたりすることなど、若い世代と同じ趣味を持つこと自体はまったく悪くありません。
ただし「場をわきまえる」意識は大切。オフィスや集まりで延々と語るのは避けたいところ。空気を読みましょう!
4. SNSはナチュラルに
盛りすぎの写真より、自然体の笑顔やライフスタイルの一コマのほうが好感度アップ!
社交辞令の「いいね」より、心からの誉め言葉をもらえる投稿を目指しましょう。
「痛い」を「素敵」に変えるヒント

- ファッション:シンプル+旬アイテムを一つ
- 美容:ツヤ肌&清潔感を意識(エイジングケアコスメの力も借りる!)
- ライフスタイル:健康的な体づくり、知的な趣味や学び
- マインド:「若さ」ではなく「自分らしさ」で勝負
おしゃれに迷っていらっしゃる方は、下記の記事も参考になりますので、ぜひ合わせてお読み下さい。
まとめ:「痛いおばさん」にならないための心得

まとめとして言えるのはシンプルなことです。
誰だって「痛い」と言われる可能性はありますが、それは挑戦している証拠でもあるのです。
大事なのは、無理に若作りすることではなく、自分の年齢や個性を楽しむこと。
そうすれば、周りからは「痛いおばさん」ではなく「かっこいい大人」「憧れる年上女性」と見られるはずです。
皆様も今日から「痛いおばさんにならない宣言」、してみませんか?