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「空の巣症候群はシングルマザーに多い」ってホント?

子育てがひと段落すると、「このままずっと一人になってしまうのかな?」なんて、ふと感じる瞬間ありませんか?

シングルマザーの場合、子供が人生の中心だっただけに、成長とともに訪れる空の巣症候群は他人事ではありません。

今回は、空の巣症候群の背景を紐解きながら、そこからどう立ち上がり、次のステージを生きていくかを考えてみることにしましょう

目次

空の巣症候群とは?

空の巣症候群(empty nest syndrome)は、子供が独立・自立して家を離れることで、強い喪失感や虚無感、孤独感、無力感を覚える心理状態のことをいいます。

とくに、長年子育て中心で生活していた親ほど、心にポッカリと穴が空いたような感覚に陥りやすいとされているようです。

症状としては、次のようなものが挙げられます。

  • 無気力、倦怠感
  • 食欲不振、眠れない
  • 寂しさや焦燥感
  • 自分の存在意義がわからなくなる

これは精神的な病気ではありませんが、うまく向き合わないと、うつ状態に発展することも…。

なぜシングルマザーに多いのでしょう?

空の巣症候群 は誰にでも起こりうるものですが、じつはシングルマザーに多く見られるという研究結果もあります。それはなぜなのでしょうか?

1.子ども中心の人生になりやすいから

パートナーがいない中、生活も心もすべて“子ども優先”で回してきた日々。そのぶん、子どもが自立すると“役割”を突然失ったように感じてしまうのです。

2.社会的なつながりが希薄になりやすいから

仕事・家事・育児に忙殺されていた時期、自分の趣味や友人との関係を後回しにしてきた方も多いはず。いざ時間ができたとき、「じゃあ何をすればいい?」と戸惑うのは当然かもしれません。

3.頑張ったぶん、心に反動がくる

長年、責任と孤独のはざまで自分を鼓舞しながらやってきたからこそ、ホッとしたときにドッと心が疲れてしまう。それが「寂しさ」として表れる場合もあります。

私もその予備軍?

実際、私もシングルマザーとして長年子育てに向き合ってきました。

高校までは毎日のように学校や塾の送迎、お弁当作りなどに追われていましたが、大学生になった今は、一緒に過ごす時間がかなり減ってしまいました。

ふとした時に、「私ってもう必要とされてないのかな…」という寂しさを感じる瞬間はあります。

いつまでも母親とベッタリのほうがおかしいし、子供が笑顔で成長していくことは喜ばしいとわかっていても、なぜか心がちょっぴり空っぽになる。

…これが空の巣症候群の入り口なのかもしれません!

子どもが巣立つということは、「完成」ではなく「転換点」

空の巣症候群を「終わり」と捉える必要はありません。

むしろそれは、次のステージへの準備期間

これから、人生100年時代!

子どもが自立したあとの人生は、決して余生ではなく、第二の青春と呼べるほど自由で豊かな可能性を秘めています。

空の巣とどう向き合い方──心が軽くなる5つのヒント

ここで、空の巣症候群を乗り越え、自分らしさを取り戻していくための実践的なヒントをご紹介します。

「空虚さ」を否定しない

まず大切なのは、寂しさを無理に打ち消そうとしないこと。長年、子どもと向き合ってきた証ですから、自然な感情として受け止めましょう。

自分を「再発見」する時間にする

過去にやりたかったこと、興味があったこと、忘れていた夢。今こそ、自分の“好き”や“得意”を掘り起こしてみてください。趣味でも学びでも、自分の時間に投資することが、次の一歩になります。

同じ境遇の人と話してみる

空の巣症候群を経験した女性たちと話すと、「あ、私だけじゃなかったんだ」とホッとします。年齢や境遇を超えて支え合える関係は、想像以上に心強いものです。

子どもとの“新しい関係性”を築く

親としての役目が終わったわけではありません。子どもが大人として社会に羽ばたいた時こそ、対等で信頼に満ちた関係が築けるタイミングです。

「自立とは喜び」だと自分に言い聞かせる

子どもが元気に自立できたことは、自分の子育ての大成功!それは、誇っていいことです。寂しさの奥にある「よかった」という気持ちに、意識を向けてみてみましょう。

「母」ではない「私」を取り戻せるチャンス!

子どもが巣立つと、確かに生活は変わります。

でもそれは、「ひとりになる」というよりも、「もう一度、本来の自分に出会い直すチャンス」なのだと思います。

母であることに誇りを持ちつつ、これからは「女性として」「個人として」の時間を、より丁寧に、よりしなやかに生きていく。

そんな未来が描けたら、きっと空の巣も希望で満ちていくはずです

下記の記事も参考になると思いますので、ぜひ合わせてお読みください。

まとめ:空の巣は「終わり」ではなく「始まり」

子供が自立することは、親としての役目をしっかり果たした証でもあります。

そしてこれは、自分自身が新たな人生を始めるチャンスでもあるのです。

私たちには、子育てを終えてもまだまだたくさんの人生が残っています。

これからの人生は、「母」だけでなく「ひとりの女性」として、どう生きていきたいかを描いていく時間!

空の巣を、「からっぽ」ではなく「自由」と捉えらるかどうかは、自分次第です。

まずは自分を労わり、認めてあげることからはじめてみませんか?

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