
子どもの頃から日曜の定番になっている国民的アニメ『サザエさん』。
でも、大人になってから『サザエさん』をふと見返したとき、「えっ?サザエさんって24歳なの!?」と軽くショックを受けた経験がある人は少なくないのでは?
私もその一人。
そして、サザエさんよりもっと驚いたのは…波平54歳・フネ52歳という事実!
今回は、サザエさん一家の年齢を通して、アラカン世代が感じる昭和とのギャップについて考えてみたいと思います。
サザエさん一家の公式年齢一覧
まず、あらためて『サザエさん』一家の年齢設定を確認してみましょう。

- 磯野波平 : 54歳
- 磯野フネ : 52歳
- 磯野カツオ : 11歳
- 磯野ワカメ : 9歳
- フグ田マスオ : 28歳
- フグ田サザエ : 24歳
- フグ田タラオ : 3歳
こうして見ると、大人のキャラクターたちは印象よりもかなり若い設定で驚きます!
とくにサザエさんが24歳というのは何度見ても信じがたい…!!!

家事に育児、近所づきあいまでこなす姿は、「さすが “昭和の主婦”!」 と感心しますが、現代の24歳と比べると、どうしても若さを感じられないのです。
波平54歳・フネ52歳という衝撃!

あらためて一番衝撃を受けたのは、波平54歳・フネ52歳という公式設定。
アラカン世代の私は、いつの間にかあのご夫婦より年上になっていることに言葉を失いました。

あの落ち着きと貫禄、孫(タラちゃん)までいる生活スタイル…。
そして何より、見た目の「老け感」…。
どう考えても、70代くらいにしか見えない…。
今の私に波平みたいな弟がいてもおかしくないのかしら?!と不思議な気持ちになります。
今のアラカン世代は本当に若い!
この驚きを通して改めて実感するのが、「今のアラカン世代って、本当に若い!」ということ。
同年代の友人たちを見ても、ヨガやピラティスに通ったり、おしゃれを楽しんだり、SNSで発信していたり…。
50代後半〜60代前半とは思えないような、元気でイキイキした人がたくさんいます。
一方、昭和の50代はどうだったでしょう?
地味めな服装、おばさんパーマ、微妙なメイク。
外見もライフスタイルも「老けて見える」要素が多かったですよね。
アナログな時代で家事もたいへんだったので、仕方のないことだったかもしれませんが…。
若く見える理由は意識の変化?
では、なぜ今のアラカン世代は若く見えるのでしょう?

❶ 美容・健康への意識の高まり
今の時代は、エステ、ジム、サプリ、白髪染め、アンチエイジング化粧品…“見た目の若さ”をキープする手段が豊富! 美容医療も一般的になり、「若くありたい」と願う気持ちを素直に表現できる時代に。
❷ ライフスタイルの多様化
「60歳=定年=余生」だった時代は終わり、フリーランスで働く人、海外移住をする人、趣味で個展を開く人…と、周りを見渡してみても、アラカン世代はまさに“第二の青春”です!
❸ 情報へのアクセスの進化
SNSやネットを通じて、若い文化や流行にも気軽に触れられる時代。ファッション、メイク、エンタメ…年齢の壁を感じることが減りました。
思い返してみると、昭和にはなかったものがたくさんあります!
それでも、波平とフネは愛されキャラ?
見た目の“老け感”に驚きつつも、波平・フネのような、落ち着き・包容力・家庭的な穏やかさに憧れる部分もあります。
そういえば、波平やフネを「嫌い」という人はあまりいない気がしませんか?
あの二人は、まっすぐに生きていた昭和のお父さん、お母さんの魅力を懐かしく思い出させてくれます。
もしかしたら、今のように若く見せることだけが正解ではないのかもしれませんね。
波平とフネに驚きつつも、自分らしく年齢を重ねましょう!

アラカン世代になってから気づく衝撃的事実。
波平とフネは、私たちより若い設定だった…。
でも見た目も生活スタイルも、まるでおじいちゃん&おばあちゃん…。
このギャップに戸惑いつつも、今の私たちが ” 若く、自然体 ” でいられる時代に感謝!
私たちは昭和のアラカン世代のイメージにはとらわれず、もっと自由に、もっと自分らしく、今の時代を楽しんでいきましょう