先日、中山美穂さんに対する喪失感について投稿させていただきましたが、衝撃をうけたのはそのことだけではありませんでした。
同世代の女性が突然思いがけない形で亡くなるという事実です。
もしかしたら明日、自分にも同じことが起こるかもしれないという現実が、私の心に大きな不安をもたらしました。
私は、ひとり親として子供を育ててきただけでなく、元夫はすでに他界しています。
ですから、私に何かあれば、ティーンエイジャーの子供は本当にひとりぼっちになってしまうのです。
日常生活を送っていると、つい「今日も明日も同じように続いていく」と思いがちです。
今回は、死への不安とどう向き合い、限られた時間をどう過ごすべきかを改めて考えてみることにしましょう。
死への不安との向き合い方
死への不安は誰にでもある自然な感情です。ただ、それに飲み込まれず、日々を大切に生きるためには、自分なりの考え方をしっかりと持つことが大切です。
■ 「今」を大切に生きる
死は避けられない現実です。だからこそ、今この瞬間をどう生きるかが重要になるのです。 家族や友人、そして自分自身との時間を大切にし、悔いのない日々を送ることが死への不安を和らげてくれでしょう。
■ 不安を共有する
死に対する不安をひとりで抱え込まず、信頼できる人と話すことも大切です。 心の内を打ち明けることで、孤独感が軽減され、気持ちが楽になることも。
■ 遺したいものを考える
自分がいなくなった後に、家族や大切な人たちに何を遺したいのかを考えることは、不安を現実的なアクションに変えるきっかけになります。 必要であれば財産の整理といったことも含まれますが、誰かにメッセージや思い出を遺したいという方もいらっしゃるでしょう。 きっと考えることはたくさんあります!
限られた時間をどう過ごすか
50代という人生の節目において、限りある時間をどう使うかは非常に重要です。 私の場合は、家族のために費やす時間をもっと大切にしたいと思うようになりました。
■ 大切な人とのポジティブな関係を築く
これまでは、子供に対して「こうすべき」「ああすべき」と注意ばかりしてきましたが、もし突然お別れが来たとしたら、そんな日々をきっとものすごく後悔するでしょう。 これからは、もっと笑顔で、ポジティブな言葉をかけて接していくつもりでいます!
■ 自分のための時間も大切にする
誰かのために生きることはとても素晴らしいと思うのですが、自分自身の心が満たされていなければ幸せを感じることはできないはずです。 趣味などの楽しい時間を取り入れ、自分を大切にする習慣も重要です。 あなたの人生はあなただけのものですから!
最後に・・・
「生きていることが当たり前ではない」と考えることは、決してネガティブなことではありません。
それは、きっと人生の一日一日を大切に生きるきっかけになります!
50代の今から、死への不安と向き合うこと、大切な人との時間を悔いのないものにすることを意識して過ごしていれば、限られた時間をより充実したものにできるはずです。
私たちは皆、いつかこの世を去る日が来ます。
それがいつになるかは誰にも分かりません。
でも、だからこそ、一日一日を悔いのないように生きることが大切なのです。