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時には捨てられない物があってもいい

今まで すっきり暮らすコツ などをご提案してまいりましたが、今回は私のちょっとチート的な考え方をお伝えしたいと思います。どうか「言ってることが矛盾している!」とはおっしゃらずに、一つの意見として参考にしていただければ幸いです

目次

すっきりした暮らしの中にも「例外」はあっていい!

ムダに見えても、時には捨てない選択も!

すっきり暮らすため、収納スペースを無駄にしないためにも、不要なものを処分することは理にかなっています。

でも、私も整理整頓に励んでいる一方で、ふと気づいたんです。

「何十年も使っていないのに、どうしても捨てられない物がある!」

すっきり生活することは私にとって基本だと思っていますが、その「どうしても捨てられない物」は、あってもいいんじゃないかな?と思ったのです。

何だかんだ言っても私たちの周りの物には、いろんな思い出や感情が詰まっていますから!

使わないけれど、手放せないモノたち

例えば私の場合、小学生の頃に兄からもらった香水。もう使うことはないのですが、これを見るたびに、中学生だった兄が私のために買ってきてくれた時の記憶がよみがえります。

今思うと、兄にはいろいろやさしくしてもらったし、本当にかわいがってもらいました。大人になるといろいろ変化がありますから、もう戻れない子供時代が切なく思い出されるのです。

他にも、なぜか手放すことができない、ディズニーランドのオープン当時のお菓子の缶とか!

アラカンの私が持っているのは微妙なのですが、やはり見ていると楽しかった学生時代がよみがえってくるというか・・・処分しようとしてはやっぱりとっておく!の繰り返しで、結局、今も棚の奥でひっそりと存在感を放ってます。

心の中の「大切なモノ」も大事に

もちろん、物を減らしてスッキリするのは気持ちがいいですし、実際に私もその効果を感じています。

不要な物に囲まれずに生活するのは、とても快適ですが、「必要かどうか」とか「使うかどうか」だけで判断してしまうと、見えなくなってしまう大切なものがある、とも思うのです。

思い出が詰まった物や、なぜか手放すのが惜しい物。

時として、物は記憶や感情を引き出す鍵のような存在になります。

使わないからといって、それが「無駄」であるとは限りません。

その物があることで心が豊かになるのです。

理由なんてない!捨てたくない物はあっていい!

最近は、処分を考えるときに、「これを見ると自分がどう感じるか」を大事にするようになりました。

理屈抜きで「なんか好き」「見てると安心」そんな感情を抱く物はやっぱり取っておきたい。

断捨離の波に流されすぎず、自分の心の中の「大切」を優先することがあってもいいんです。

思い切って整理することは大事!

でも、時には「あえて残す」選択もアリ!

その「捨てない」選択が、自分の心にちょっとした温もりを与えてくれることだってあります。

そう感じてからは、少し気楽に構えられるようになりました。

あくまでも基本は「すっきり」です!

今回のようなお話をすると、楽しくすっきり暮らすコツ自分の好きな空間で暮らすこと でいってることと違うじゃないか!と突っ込まれそうですが、あくまでも私の基本は「すっきり」です。

その生活の中での「捨てない物があってもいい」なのです。

ゴチャゴチャと暮らしている上での「捨てない!」とは違います。

すっきり生活していても、時には心を優先するチートを許す。

すっきりとした生活も大事にしつつ、心に響くものを少しだけ残しておくことは、日々の暮らしに彩りを加えることができる。そう考えると、暮らしの空間と心のバランスがとれるような気がするのです。

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