ポール・マッカートニー写真展 1963-64 ~Eyes of the Storm~
東京シティビューで開催されている『ポール・マッカートニー写真展』に行ってきました。
アラカン世代の私は、もちろんリアルタイムでビートルズを体験したわけではありませんが、今回の展示からは1963年から1964年にかけてポール・マッカートニーが撮影した写真から、ビートルズの当時の熱狂的な人気とメンバーたちのプライベートな姿を垣間見ることできると聞いて、興味をもったのです。
まず、エントランス付近に飾られた4人の写真・・・ 高校生の時に行ったリバプールの博物館を思い出しました!いらしたことのある方、そう思いませんでしたか?
私が小学生の時に、ジョン・レノンが亡くなったというTVニュースを見て、どんなバンドなんだろう?と興味を持ち、レコードを聴いたり、彼らについての書かれた本を読んでみたのですが、知れば知るほどジョンがこの世にいないことを悲しく残念に思ったことを覚えています。
騎馬警官たちがホテルの外にいるファンたちを抑えていた時・・・僕たちはすごくエキサイティングな映画の中にいるスターみたいだった。
1063-64年というと、世界のトップスターになった彼らはつねに熱狂的なファンたちに追い回されていた頃。
そんなときにポールが写真に収めていたプライベートのメンバーたちの姿。当時の若い彼らの様子がリアルに伝わってきます。
ジョンが生きていたら80歳だそうですね。もし彼がいてくれたら、どんな素敵な楽曲が誕生したのでしょう?
今回の写真展では、ポール・マッカートニーが捉えた1960年代のビートルズが、リアルに感じられる貴重な体験ができました。小学生の頃にジョンの訃報を聞き、そこからビートルズに興味を持った私にとって、リアルタイムでビートルズを体験していないからこそ、逆に彼らの音楽やその時代の熱狂がより鮮明に感じられたのかもしれません。
イギリスを訪れるたびに感じる、ビートルズが今もなお国境や世代を超えて愛される理由が、この写真展からもちゃんと伝わってきました。また、このような機会を楽しみにしています!
『ポール・マッカートニー写真展 1963-64 ~Eyes of the Storm~』会場/東京シティビュー 2024.7.19ー9.24