「やっぱり見た目は大事やで。就職のときでも、同じ学校でまったく同じレベルの人が二人おったら、絶対見た目いい方をとるやろ？」（大阪出身の先輩の口調のままです！）
ティーンエイジャーの頃、そんな言葉を聞いてとても納得していた私。
ところが、その後の学生生活の中で、「見た目が大事」というテーマには、じつはもっと複雑な背景があるのでは？と感じるようになったのです。
見た目だけで人生は決まらない？
こんな場面を目撃したことが何度かありました。
可愛くてモテる女の子と行動を共にしている、あまりパッとしない女の子たちの話です。
引き立て役にしか見えない彼女たちは、どう考えても不利な立場。
でも実際には、可愛い友達目当てで近づいてきた男の子たちと、いつの間にかその「目立たない子」が仲良くなり、最終的には交際や結婚に至るケースがあったのです！
さらに驚いたのは、その子たちが男子たちから「めちゃくちゃ性格がいい！」と評価されることが多かったという点です。
もちろん、性格が本当にいい場合もあるでしょう。
でも、女子たちの間で、「可愛い子のそばにいる」という勇気ある行動が、彼女たちを「いい人」に見せていたのでは？と考えられていたのも事実です。
勇者と呼ばれていた人も！
見た目以上に大事なこと
彼女たちを見て学んだのは、見た目の良し悪しが全てではないということです。
「可愛い友達のそばにいて損をしている」と思われている子が、じつはその状況をうまく利用して得をしていた。
そこには、周囲の注目や評価を逆手に取る賢さや、戦略的な立ち振る舞いがあったようにも思えます。
それでも、彼女たちは勝ち取ったのです！
見た目が華やかでないからこそ、「実力以上の幸せ」を手に入れるために人間関係や環境を味方につけたのだとしたら、それはきっと賢い選択です。
反対に、「不幸な美人」だっていますから。
就職活動における「見た目」とは？
ここで、先輩の言っていた「就職活動では見た目が大事」という話に戻りましょう。
確かに、就職活動では第一印象が重要視される場面が多いですよね。
同じスキルや学歴を持つ候補者がいたとしたら、第一印象がいい方が有利になる可能性は否定できません。
ただし、ここで言う「見た目」とは、顔立ちの美しさだけを指しているわけではないと思います。
清潔感のある身だしなみ、服装のセンス、そして自信に満ちた態度なども「見た目」の一部として大きな役割を果たすのです。
それは誰でも努力次第で改善可能なはず！
つまり、就職活動において「見た目を整える」ということは、ただ容姿を磨くという意味ではなく、自分をどう見せたいか、どのような印象を与えたいかを考えることなのです。
「見た目」と「人生の幸せ」
見た目が良いことは確かに一つの武器になると思います。
でも、それだけが成功や幸せを決めるわけではありません。
「見た目をどう活かすか」が重要なのです。
そして、見た目に自信がない人でも、周りの状況や自分の強みを上手に活かせば、大きなチャンスを掴むことができます。
それを積み重ねていくうちに「結果的に得をする」ことだって十分あるのです。
「自分の魅力をどう生かし、どんな風に周囲に映りたいか」を意識することが、人生を充実させるポイント
見た目は大事ですが・・・
見た目の重要性は、さまざまな分野で証明されています。
でも、それは容姿の美しさだけではないのです。
清潔感や自信、そして状況をうまく活用する力が、人生における「見た目」の本質なのだと思います
