「女は上書き保存、男はフォルダ保存」というフレーズ、どこかで耳にしたことはありませんか?
私にとって、ずっと「なんとなくわかるような、わからないような言葉」だったので、今回はその意味、背景、裏側にある心理について探ってみたいと思います。
そもそも、このフレーズの意味って?
まずはこの言葉を分解してみましょう!
「女は上書き保存」
女性は、新しい恋愛や出会いをすると過去の恋愛に「上書き」してしまう傾向があると言われています。
つまり、過去の恋愛を忘れ、新しい相手との関係に集中しやすいというイメージです。
上書きどころか消去してしまう女性もいますよね!
「男はフォルダ保存」
一方、男性は過去の恋愛や思い出を「フォルダ」に分けて大切に保存するような感覚を持つと言われます。
つまり、新しい恋愛が始まっても過去の思い出を忘れず、懐かしむことさえある、という意味です。
元カノの写真とか大事に持ってる男性っていますからね!
この説って本当なの?
この説、実際のところはどうなんでしょう?
心理学的に見ても、科学的に見ても、実際は「男女の違い」というより、個人差のほうが大きいと言われています。
男性でも過去の恋愛を忘れて、次の恋愛に集中する人もいれば、女性でも過去の恋愛に未練を持ち続ける人もいますし。
たしかに「女は上書き保存、男はフォルダ保存」という言葉が当てはまらないケースは多いのですが、なぜか日常にはこのフレーズ通りの「あるあるエピソード」も少なくないですよね。
実際、こういうことなのでは?
女性は「感情の整理」が早い!
女性は、恋愛が終わると友達に相談したり、泣いたりして感情をワーッと吐き出すことが多いですよね。
そしてその過程で、「次の恋愛に行く準備」が整うのだとか。
要は「上書き保存」ではなく、「心のデフラグ作業」みたいなものかもしれませんね。
男性は「感情を保管」しがち!
男性は感情を整理するのに時間がかかると言われています。
だから過去の恋愛も、「いつか見るかもしれないフォルダ」にしまいこんでいるだけなのかもしれません。
でも、整理してないからといって、ずっと未練があるわけじゃないんです!(たぶん・・・)
自分らしい恋愛を大切に・・・
興味深いのは、この言葉が日本特有の表現であるということ。
日本では、「女性は感情的であるべき」「男性は理性的であるべき」という固定観念が強い傾向があるが故に、こうした言葉が生まれ、広まった可能性も考えられます。
結局のところ、この「上書き保存 vs フォルダ保存」は、あくまでもネタとして楽しむべき言葉のようです。
恋愛における感情の整理の仕方は、男女で一概に分けることはできません。
だって、「全然忘れられない女性」もいれば、「すぐに切り替える男性」もいますから!
この説はおもしろいけれど、性別に関わらず恋愛のスタイルは人それぞれということで。
上書きするタイプでも、フォルダに保存するタイプでも、過去に縛られず、自分がハッピーでいられる方法を選べばOK!
そして大事なのは、過去をどう扱うかより、今の恋をどう育てるか!です
恋愛と関係ない日々を送る私が、偉そうに語って申し訳ございません・・・。