
先日、兄が高校時代にもらった手紙をみつけました。
兄の了承を得て読ませてもらったのですが、なんだかキュンキュンしてしまって
アラカン世代なら、この気持ちをちょっとわかっていただけるかも!と思ったのですが、皆様はどう思われますか?
キュンとする手紙とは?
昭和のちょっとポップで可愛らしい封筒に丸文字で『名前も知らないカッコイイ人へ』と書いてあったのですが、もうそれだけで中身が気になっちゃいました!
40年以上前の女子高生の書いた手紙・・・
名前も知らないカッコイイ人へ
いつも同じ電車に乗っていて、とってもカッコイイ人だなぁと思って見ています。私は○○高校の1年生です。もしよかったら、一度でもいいので、私に話しかけてもらえませんか?明日からも同じ電車に乗ります。
なんだか懐かしいこの感じ!
レターセットにこだわったり、手紙のやりとりが特別だった頃を思い出しました。
知らない人に手紙を渡されるなんて、今の時代の子には恐い(?)とか言われてしまうかもしれません。
それでも、携帯電話もなかったあの頃、その女子高生が手紙を書いて渡すってかなりドキドキだったと思うのです。

当時の兄はまるで少女漫画に出てくるモテ男のようで、朝から家の前で出待ちされたり、カメラを持った子たちにつけられて帰ってきたり、バレンタインデーにはチョコレートの山だったり・・・。

手紙のことを気にもとめていなかったようなのが残念!
とはいえ、今の時代に昭和の女子高生の手紙を読んだ私には本当にキュンキュンきました!
今では兄もすっかりオジサンなったので、甥っ子に「昔、あなたのパパはホントにモテたのよ!」と自慢して株を上げておいてあげました。
手紙を見た甥っ子は「すげー! 昭和、キュンキュンするー!」と、新鮮に感じたようでした。
昭和の恋愛あるある!
昭和時代の学生の恋愛には、現代とは違う苦労や楽しさがたくさんありました。いくつかの「昭和あるある」をご紹介しますね。


固定電話の恐怖
好きな人に電話をかけるとき、まずはその家の固定電話にかける必要がありました。ただ、電話に出るのが本人とは限りません。大抵の場合、親が出てしまい、緊張の瞬間が・・・というパターンも昭和の恋愛の醍醐味!
公衆電話の利用
連絡手段として、公衆電話が大活躍! 10円玉をたくさんにぎって、学校帰りに公衆電話から好きな人に電話をかけるのが定番でした。公衆電話ボックスの中で一人、楽しそうに長電話をする学生の姿も昭和ならではの光景。
手紙や交換日記のやり取り
携帯電話もメールもない時代、手紙や交換日記もコミュニケーション手段でした。授業中にこっそり手紙をまわしたり、机の中に忍ばせたり。そんなドキドキ感と、返事を待つワクワク感は、今ではなかなか味わえないかも。
直接会って話す大切さ
デートの約束も、直接話し合って決めるのが基本でした。待ち合わせ場所や時間をしっかり決めて、連絡が取れない分、お互いに信頼して時間を守ることがとても大切でした。
駅の伝言板
昭和の駅には、掲示板や伝言板が設置されていて、連絡手段として利用されていました。携帯電話がない時代、待ち合わせや急な連絡が必要なときに活躍!


昭和時代の恋愛には、アナログならではの温かさとドキドキがたくさん詰まっていました。現代の便利なコミュニケーション手段も素晴らしいですが、時には手紙を書いたり、直接会って話したりすることで、特別な思い出を作るのもいいかもしれませんね。