「特別なことがなくても、普通に過ごせるだけで幸せ」
そう思えるようになったのは、人生でいろんな経験をしてきたからかもしれません。
離婚前後はジェットコースターのような日々で、息をつく暇もないほど！
それでも、子供のために気力を振り絞り、少しずつ日常を取り戻していきました。
そして、ようやく落ち着いたと思った矢先、前夫が若くして病気で他界・・・。
もう関わりはほとんどなかったとはいえ、かつての伴侶との「本当のお別れ」には想像以上のショックを受けました。
そんな中で、私は気づいたのです。
「何も起こらない日常こそが、幸せなのかもしれない」ということに・・・。
他人と比べずに、自分の「普通」を大切にする
私たちは、つい「もっと幸せになりたい」「もっといい人生にしたい」と考えがちです！
でも、本当に必要なのは、誰かと比べるのではなく、自分にとっての幸せを見つけること。
たしかに、SNSやテレビでは、華やかな生活を送る人々が目につきます。
成功している人、贅沢を楽しむ人、刺激的な毎日を送る人・・・。
そんな姿を見ると、自分の日常が平凡に思えたり、物足りなく感じたりすることもあるかもしれません。
でも、それは本当に「自分が求める幸せ」でしょうか？
「普通が一番」と思える幸せ
人の幸せは、それぞれ違います。
まず、他人の基準に振り回されるのではなく、自分にとっての「普通」を大切にすること。
- 何事もなく1日が終わることのありがたさ
- 健康でいられることの尊さ
- 気の置けない友人と他愛ない話をする時間
- いつもの景色を、落ち着いた気持ちで眺められること
- 家族と一緒に食卓を囲めること etc.
つい、「もっと特別なことがあれば幸せになれるかもしれない」などと考えてしまうこともありますが、本当は、こうした何気ない日常こそが、かけがえのない宝物なのです
何気ない日常をもっと大切にするために
では、どうすれば他人と比べることなく、自分の日常を幸せだと感じられるようになるのでしょうか？
1. 自分のペースで生きる
「もっとこうすべき」「あの人みたいになりたい」と焦る必要はありません！ 自分に合った生活リズムや価値観をもっと大切にしてみましょう。
2. 他人と比べる習慣を手放す
SNSやメディアを見て、他人の生活と自分の生活を比べてしまうことは確かにあります。 でも、思い切って「比べるのをやめる！」と決めてしまいましょう！ ずっと心が軽くなるはずです。
3. 「普通の1日」に感謝する
大きな出来事がなくても、今日1日を無事に過ごせたことに目を向けてみる！ ちょっと意識するだけで、日常のありがたみを実感できるようになります。
4. 幸せの基準を自分の中に持つ
幸せを外の世界に求めるのではなく、「自分にとって心地よいこと」を基準にしてしまいましょう！ ブレないことで、きっと満足感が生まれるはずです。
5. 「今あるもの」に目を向ける
過去の後悔や未来の不安にとらわれるのではなく、「今ここにあるもの」に目を向けてみて下さい！ 余計な情報は忘れて、目の前の穏やかな状況を見逃さないようにしましょう。
ちょっとした心がけで、自分の幸せに気づくことはできるのです。
あたりまえの幸せを大切に・・・
人生には波があります。
楽しい時期があっても、また辛い時期はやってくるかもしれません。
それでも、今こうして平穏に過ごせることに感謝できれば、きっと小さな幸せは増えていきます。
他人と比べる必要はありません。
自分の前にある「普通が一番」に気づいてみましょう。
それが、何気ない日常を幸せにする秘訣なのかもしれません
