今さら聞けない？MBTI診断とは

2025-02-08

若い世代のプロフィールや会話の中でよく登場にする“MBTI”。

アラカン世代の私は最近までよくわからないまま放置していたのですが、若い子たちの間では“常識”と言っても過言ではないほど広まっている様子。

このMBTI診断、アラカン世代もちょっと知っておいた方がいいかもしれません！

MBTI診断って一体何？

MBTIは、心理学者カール・ユングの理論をもとに、キャサリン・ブリッグスとイザベル・マイヤーズ母娘が開発した性格診断ツール。

人の性格を16種類のタイプに分け、それぞれの特徴や行動パターンを知ることができるというもの。

簡単にいうと「自分はどんな性格なんだろう？」という疑問に答えてくれるツールなのです。

占いとはちがって、心理学がベースになっていることも信頼できるポイント。

診断結果に「これ、私のことだ！」と納得する人が続出しています！

MBTIでは、あなたが普段どう考え、感じ、行動するか、4つの軸を組み合わせて性格タイプを導き出します。

１．外向性（E） vs 内向性（I）

２．直観（N） vs 感覚（S）

３．思考（T） vs 感情（F）

４．判断（J） vs 認知（P）

これらの軸を組み合わせることで、たとえば「INTJ」や「ESFP」など、16種類のタイプができあがります。

それぞれのタイプには、思考の癖や行動パターンがあり、これが自分や他人を理解する手助けになるのです。

近年、日本でも若い世代を中心にMBTIが流行している理由はいくつかあります。

１．自分のことを知りたいから！: 自分がどんなタイプかを知ることで、「あ、私はこんなふうに考えてるんだ！」という新しい気づきがいっぱい！自分自身をより深く理解できるのです。
２．SNSで盛り上がれるから！: 「あなたは何タイプ？」なんて友達に聞いたり、SNSで「タイプあるある」をシェアしたりするのが流行っています。タイプごとの特徴や相性をネタにして盛り上がれるので、みんなで楽しめるのも魅力です！
３．コミュニケーションがうまくいくから！: 自分がどう考えるかを理解していると、周りの人との接し方がスムーズになります。　例えば、直感タイプの人が「論理派」の人と話しているとき、お互いの違いを理解できれば、無駄にイライラせずにうまくコミュニケーションが取れる・・・など。

今や、SNSのプロフィールに自分のMBTIタイプを載せるのは定番

じつは、MBTIがここまで人気になった背景には韓国の影響があります。

韓国では数年前から芸能人やアイドルがテレビ番組やSNSで自分のMBTIタイプを話題にし、ファンの間でも「推しと自分は相性がいいのか！？」と盛り上がるようになりました。

韓国の若者文化では「自己分析」や「自分らしさ」を表現することが重要視されているので、MBTIはそのツールとして大人気に！

カフェでMBTI診断ができるイベントが開催されたり、グッズが販売されたりするほどのブームになったのです！

やがて、その流行が日本や他の国々にも波及し、今では若い世代の間で常識になりました。

アラカンの私は気づくのが遅かったですけど…

ここで、アラカン世代がMBTI診断を楽しむ方法を考えてみましょう！

■ 新しい発見を楽しむ！: 「私はずっと内向的だと思っていたけど…意外と外向的な面もある！」なんて気づきがあるかもしれません。
■ 趣味やライフスタイルの見直しができる！: 「冒険家タイプ」の人は、旅行や新しい挑戦が向いている・・・といった、自分のタイプに合った良い過ごし方が見つけられるかもしれません。
■ 家族や友人とのコミュニケーションが変わるかも！: ご家族のタイプを診断してみると、「なるほど、こういうつもりだったのね！」とその行動に納得したり。